リーダブルコード
やっぱり初学者が読むべき本はこれ。
愛用しすぎてカバーは何処かに行きました。
私が普段メインで使用する言語はPHPだけど、この本は言語に縛られず全てのプログラミング言語に共通するテクニックが書かれているので誰がみてもタメになる1冊。
「優れたコードとは何か?」を起点として
「どうすれば読みやすいコードが書けるか?」というテーマに沿って
様々な視点から解説が書かれていて初学者だけでなく今後より良いソースを書きたい人にもおすすめの一冊。
個人的に好きなポイント
- イラストが豊富
一般的に技術書って文字やコードがぎっしりな印象だけど、
この本は表題に沿って様々なイラストが描かれていて
「文字」だけでなく「イメージ」としても頭に入りやすい作りになっている。
何よりイラストがユーモラスでかわいい。
- かゆいところに手が届く内容
「こうしたほうがいい」というテクニックだけでなく、「これはしないほうがいい」というノウハウまで書いてくれていて実に親切。
基本的には実践を通して学んでいくようなことさえもこの本は伝授してくれているので初学者にとってとても良本。
この本学べることざっくり
- 命名規則のポイント
- 一貫性のある美しいコードの書き方
- コメントの活用方法 (すべきこと、すべきではないこと)
- ループや条件分岐などのロジックにおいて制御フローが読みやすい書き方
- コードの再構成のポイント (リファクタリング)
- 既存API・ライブラリを親しむ
- より良いテスト設計
Webを支える技術
Webの基本的なことに始まり、設計や実践向きのコンテンツまで充実している一冊。
HTTP/URI/REST/HTML/JSON/ステータスコード周りがメインなので、
Webエンジニアの人、目指している人はぜひ読んでほしい。
イラスト少なめ文字多めだけど、日本語が綺麗なので読みやすい。
個人的に好きなポイント
- Webの歴史や設計思想まで書かれている
昨今のWeb知識だけでなく、これまでどのような経緯を経てWebというものが出来上がったのかという歴史や思想まで書いてくれていてほお〜っとなる。 - HTTPについて詳しく
初学者は特にクライアントとサーバーの区分が曖昧だという人も多い。
そんな人向けに双方の関係性やレスポンス例まで細かく解説してくれている。
ステートレス・ステートフルのアーキテクチャに関しても記載されていて良い。
またメソッドに関しても実に詳しく書かれていて、これまでなんとなくPOSTやPUTを使っていた人もぜひ読んでほしい。 - タメになるURI設計
Webサイトを作るときにサブページなどをどのようなURLにするかということを教えてくれる本は少ない。
本書では、「変わらないURIこそが最上のURIである」というクールURI理論をベースにユーザビリティも含めたURI設計の教訓を共有してくれる。
実践にもとてもとても役に立ってる。
上記以外にも、
HTMLに関して教科書には載っていないようなところまで深掘りして書いてくれているからコーダーさんも読んでみればさらに理解が深まると思う。
後半ではリソースの設計方法やステータスコードの付録辞典までついていて、
実に充実の一冊。
他良い本と巡り合えたら随時加筆予定・・
新卒入社でエンジニアになり、現在フリーランスエンジニアとして生計を立てている筆者ですが元はプログラミング未経験の超文系の読書大好き系女子でした。
今はパソコンと仲良しですが、それでも紙の本をぺらぺらと読む習慣は変わらず、定期的に技術書を買い漁っています。
そんな中で個人的に良かったなという本を今後紹介していこうかと思いたち、まずこの記事を書きました。